このブログにたどり着いたという事は、あなたの周りにアスペルガー症候群の方がいて、
何かしらのお困り事があるのではないでしょうか？

今回は私の実体験を交え、今 現在 アスペルガーの夫とうまくいっている方法などを解説していきたいと思います。

アスペルガー夫に疲れた…どうすればいい？話し合い？離婚？

私の夫はアスペルガー症候群①

アスペルガー症候群の夫と結婚し13年、交際期間を合わせると15、16年の月日が経ちます。
思い返せば交際中から、『…ん？』『…うん？？』『…なんで？？？』というような事は多かったように思います。
当時は、あまり気にせず 変な人だなぁと流していた事もありました。

しかし、結婚するとそうも言ってられない事が毎日起こるのです。
ほんとに毎日です。ただただ疲れます。

はじめは、育った環境も違うし仕方がない。と話し合いをしようとするのですが、まず話し合いが出来ません。

例えばこんな感じです。

次の日、また濡れた食器が食器棚に…

 

あれ？？また食器が濡れているけど、昨日言ったよね？

 

 

そして、
そのまた次の日、またまた濡れた食器が食器棚に…

 

と、簡単にいうとこんな感じの事が毎日おきます。笑

• 理由を聞いても、理由という理由は返ってきません。
• 無言のうなづき返事がメインです。
• 返事を促すと、『うん』『はい』『わかった』が返ってきます。
• 何回も同じ事を繰り返します。
• 同じ失敗を繰り返している事を指摘すると不機嫌になり、無視をしたり、逆ギレをします。
• 家庭内のルールを決めても、本人が重要だと感じなければやりません。
• やらなかったとしても、申し訳なさや謝罪は皆無です。

うちの夫は、無口な性格で特性がこういう出方をします。

周りに話すと、男の人は注意するとムスっとしたり、そういう事あるよねーと旦那アルアル話になります。
新婚のうちは、えーー周りもそうなの？
こんなおかしな事がみんなのところでもおきてるの？
と半信半疑で、そうなのか…と自分を納得させていました。

が、しばらくすると、絶対ちがう！！！と確信に変わりました。

今となっては笑える話なので、今回を第一弾として、『私の夫はアスペルガー症候群』をシリーズ化していきたいと思いますÜ

アスペルガー夫の特性を知る（振り返り&メモ）

約10年そんな生活を続け、私はメンタルと体調を崩し、一番ひどい時には、夫と同じ空間にいる事、同じ空気を吸う事にも吐き気がする程にまでなってしまいました。
このままでは、自分はダメになってしまう、子供にもいい影響がない。
残りの人生は楽しく生きたい！と思うようになり色々調べるようになりました。

すると、どの書籍にも、まずはアスペルガーの特性を理解しようという事が書かれています。
正直、理解してほしいのはこっちの気持ちだーーー！！！！！！笑
と思っていましたが、最終段階にいた私にはもうやるしかありません。

口コミサイトや、お医者さんですら、自分が病気になりたくなければアスペルガーの人とは離れる（離婚）、逃げる、関わらない。としか書いてありません。笑

そんな中、ほんの一握りの人がうまくやっていけているという事を知り、私はそれにかけてみようと思いました。

ノートを買ってきて（本気です！）夫を観察し、今までの事を振り返り、ノートに一つずつまとめていきました。

• どういう時にもめるのか？
• どんな事に夫は怒るのか？
• 私は何が嫌でどう思って、どこまで許容できるのか？
• 夫はどこまでわかっているのか？
• 夫目線と私目線でそれぞれに書いてみる。
• 夫にその時の気持ちや感情、何を考えていたのかを聞いてみる。

ノートに文字・図でゆっくり説明してみる

上の事を細かく明文化してみると夫のことだけでなく、自分の気持ちも整理されていきました。

のちに、病院でわかった事なのですが、
夫の場合、相手に言われた事を頭だけでは整理しにくいのも特性の一つにありました。
（当時はよくフリーズして返事が無い。のもそのせいだったようです。）
ですので、文字や図を使って、今困っている事について説明してみました。
途中途中でこれはわかる？ここまではわかる？　や、意見、できなさそう、頑張ればできる、できないがあれば途中でも教えてね。と伝えていました。
はじめの何回かは それでもまた同じ事やってる…という事もありましたが、それをメモして、また説明します。これは本当に根気がいります。。。
途中でケンカになってしまった事も一度や二度ではありません。それでも続けました。
すると、しばらくすると出来なかった時に、『ああこれか』と夫が言ったのです。
夫が出来ていない事を自覚したのです！！
『そう！それで私は困ってるの！わかってくれて嬉しい！』
出来ていないのに、嬉しい！とは何ともおかしな感情ですが、
まずは本人に自覚してもらう事がとても嬉しく、またこれがとても効果的でした。

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何かの記事で読んだ事があるのですが、

『失敗を成功に変える』には
①失敗した事実を受け止める事
②そして失敗の分析
③改善策の練習
それが成功につながるとの事。

そうです、夫は第①段階をようやく自覚したのです。

アスペルガー夫とうまくやっていくには、これはほんの序の口ですが、千里の道も一歩からということわざのまんまだなと感じています。

続きは、
アスペルガーの夫とうまくやっていく方法２
で解説していきます。

 

まとめ
・アスペルガーの特性を理解する。
・自分の気持ちと相手の気持ちをノートに整理する。
・文字や図でわかりやすく話あってみる。

 

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